全日本ワッチマン業協会関東支部として放射線測定技能者講習に2名参加。
全日本ワッチマン業協会関東支部として弊社から放射線測定技能者講習に2名参加。コンテナの放射線量、港を挙げて測定。横浜港、全国初の実施。
福島第一原発事故を受け、横浜港南本牧ふ頭(横浜市中区)で28日、輸出コンテナの放射線量の測定が始まった。国土交通省によると、事業者が測定するケースはあったが、港を挙げての実施は全国初。今後、東京港や川崎港でも実施する予定。
国交省が策定したガイドラインに基づき、講習を受けた港湾関係者が、搬入ゲートで測定した。希望する船会社には、同省が内容証明書を発行する。
この日は午前八時半から八時間、コンテナの両側面と後部に検査機を当てるなどし、五百本以上のコンテナを計測した。
同省関東地方整備局などによると、基準値を上回るコンテナはなかった。放射能汚染について、海外から懸念の声が上がっており、東日本大震災以降、横浜港への外国船の寄港取りやめや、日本発の船舶に対する国外の港での検査が強化されているという。
同局港湾計画課の東平伸課長は「風評被害を受けている船会社があり、国として救済が必要だ。まだ機器や作業員が不十分なので、これから態勢を整えていきたい」と話していた。
H23.4.29 東京新聞 その他各紙記載
横浜港 放射線測定で講習会 技能者120人を確保
国土交通省の関東地方整備局、横浜市港湾局ト神奈川港湾教育訓練協会は13日に横浜市内で放射線測定講習会を開催した。2回目となる今回の講習修了者は横浜港運協会会員店社などの関係者計102人で、当初からの人員と合わせて122人の測定測定技能者を横浜港で確保した。横浜港運協会の藤木幸夫会長の挨拶に続き始まった講習会では、関東地整が国の策定した測定ガイドラインについて新日本検定協会が放射線測定器の取り扱い方法についてそれぞれ説明した。参加者に対して藤木会長は「横浜港内の全ターミナルにこの仕組みを理解して頂いて、横浜港が一致団結してできるだけ低廉なコストで船社の要望に答えていきたい。受講される皆さんの腕に横浜港の行く末がかかってる。測定現場は厳しい環境だが、健康と安全に十分留意して業務に励んで頂きたい」と激励した。
H23.5.17 日本海事新聞 その他各紙記載